少しだけ持って帰りました


その切り倒された樫の木は半年近くそこにありました。
このまま朽ち果てる運命なのかと、そこを通るたびに家内と「もったいないねぇ」と話していました。

しかし、運が向いてきたのか、色々あってその木の持ち主と話す機会があり、ほしいなら持っていっていいよ!ってなったんです。
嬉しかったのなんのって、量からして一年分はありそうです。

そして家内とチェンソーもって現場で玉切り作業を始めました。
しばらくしたら、チェンソーの調子がおかしくなり、チェーンが固まった感じでアウト、チェーン外して色々調整していたら、あまりにも幸運な事がおきたのです。

ぼくにチェーンソーについて、教えてくれた、町内で一番チェーンソーに詳しい師匠とも言えるひとが車で通りかかり「どうかしたの?」って声をかけてくれたのです。

どうしてそのひとがぼくがいるその道を通ったのかわかりません。
チェーンソーが調子が悪くなったその時間にどうしてそのひとはきたんでしょう。
あまりの偶然に家内と、なんでこんなことがあるの?こんな幸運があるの?

偶然か必然かはたまた運命か、
ただ、こんなにもはっきりとした出来事を経験したことありません。
ぼくに家内が「持っているねぇー」なんて言っていましたが…

わかりません、でもあるんですね。何かのちからに助けられることって!

結局チェンソーの原因は乾燥した木を切ると木屑が詰まやすいのと、バーのチェーン溝が開いていて、バリもあるから交換するのがベスト。でも調整できないことないからと師匠がもちかえり、後でとりにきてとなったのです。

ひょっとして山の神様か木の神様が、困っているぼくのところに師匠を送ってくれたのかもしれません。

みなさんは経験ありませんか?

不思議とも思える偶然に出会ったこと、

われわれが知らないとこで未知のちからが働いているのかもしれません。