今日家内がそばを打ちました。
実家の母が作ったそば粉を使いました。
ぼくのふるさとではそばのことを”そま”と呼びます。小さい頃はずっと”そま”と思っていました。
小学生の夏休みの観察日記でぼくは”そま”の観察をしました。種をまいてからの成長記録です。
もちろん”そま”の種をまきましたから始まり、今”そま”は何センチになりまりましたとか、”そま”と言う言葉を頻繁に使いました。
なかなか良く書けた観察日誌だと小さいながら思っていました。絵も良く書けていて父も褒めてくれたのを覚えています。先生も褒めてくれて小学生夏休み観察日誌に応募しょうと言うことになり、少しわくわくしました。
数日が経ち先生が困った顔をしていました。どうも”そま”と言う言葉が問題だと言うのです。
そまは方言でそばが共通語だと言うのです。そまだと意味が通じないのではと言って結局ボツになりました。
そばを食べると時々あの時の事を思い出します。
いま思うとそまでもよかったのではと、方言で何が悪いのか、どうどうと方言でしゃべるとか訛りとかあってもよいのではと、あれからかなぁ~学校の先生をあまり好きではなくなったのは。