日本語題は「わたしの叔父さん」ってなっていますが、原題はただの「Uncle」どんな意図で「わたしの叔父さん」にしたのか、ただの「叔父」でもいいような!
まっ、「わたしの叔父さん」にしたほうが柔らかくて温かみをかんじるのは確かかな!

さっ、内容ですが、淡々と日常がながれてゆきます。
体の自由が利かない叔父を若い姪が面倒をみながら、ふたりで酪農の仕事をこなしています。
大型トラクターでの収穫シーンもあり、牛の世話だけではないたくさんの仕事をこなしている姪が切なくなります。
若いのに叔父さんを気遣う姿は健気で「あ〜、なんて良い子」って思ってしまいます。
思春期の姪の恋心も描かれています。

東京国際映画祭 東京グランプリ/東京都知事賞を受賞したデンマークの作品です。
ぜひ、観てください!

追記
無駄口をたたかない、やることは必ずやる、男であること女であることは関係ない、
ぼくの好きなハードボイルドの世界です。
叔父を気遣う姪の姿が時に痛々しくもあり、そこにぼくはハードボイルドを感じたのでした。

もうひとつ、
デンマークと言ったらぼくのなかでは特捜部Q、未解決難事件に挑む刑事の話。
こちらも読んで損はないですよ!