羊と鋼の森

羊と鋼の森

残念ながら、ぼくはピアノが弾けないしピアノがわかりません。
すぐれたピアニストの演奏を聞いて、今日の演奏は特にいいね!

「音の伸びる方向にすうっと景色が開けるのが見えた。銀色に澄んだ森に、道が伸びていくような音。
そのずっと奥で、若いエゾシカが跳ねるのが見えた気がした。」

なんて表現されたとしてもちんぷんかんぷんです。
「羊と鋼の森」は調律師の話です。
読み始め、音楽にうといぼくには漠然とした情景しか浮かばなくて、
う~ん、まだこないなぁ~、って思いながら読み進みました。
後半はおもしろく読めるようになりました。
調律の世界はもちろんわからないままでも、そこで語られている世界をみている観客的な状態ができあがってきたので、おもしろく読めました。

もし、ピアノが弾けるとか、クラシックがわかるとか、音楽の教育を受けたとかなら、違う世界が見えるのだろうなぁ~って思います。
残念ながらぼくには見えない世界がたくさんありますね!

評価は星☆☆☆三つです。
本屋大賞とったことだし話題になったので読んでみるかって思っている人は読んでください。
昨年の「鹿の王」よりおもしろいでした。

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。
読む本今ないなぁ~って思っていたら、家内が図書館から「羊と鋼の森」を借りてきたので、先に読みました。