拳銃って言葉がハードボイルド!

拳銃使いの娘

「このミステリーがすごい2020」で海外部門2位を獲得した作品です。
著者は脚本家、最近このての作家がおもしろい本を出しているようです。

「拳銃使いの娘」もちろん期待しながら本をめくります。
ハードボイルドの予感たっぷりの題名ですからね!
刑務所を出た父親と娘が復習と自らを守るための逃亡のような追跡を始めます。
本を読み進めてゆくときに思うのが、物語の情景が浮かんでくるかってことです。くどくなくて登場人物がどんなとこに居て、どんな人物なのか自然と浮かんでくるかってことです。

読みはじめて、しばらくして、「う〜ん、もう少し、ほしいなぁ〜!」こんな気持ちになりました。
展開はいいです。飽きることはない、それからそれからって気持ちで読みました。

そしてきました。
本から目が離せません。強くなった拳銃使いの娘が行動をおこします。
伏線をはってあった人物が出てきます。
ひとつの到着点に、娘が自由を手に入れるために、
父親が、他の大人達がそれぞれの仕事をします。

もうここまできたら、満足感にあなたは浸れます。

さっ、読んでください!
このミス2位ですが、だまされたと思って最初は少しの忍耐で、後半はわくわく感に浸りながら。