毎日のんびーブログ


蜂飼いで溶接好きな のんびーのブログ

Category: 本 (page 2 of 9)

スキマワラシ

くもり

昨日は午後から良い天気になりました。

スキマワラシ

新聞をしっかり読めば良いんでしょうが、パラパラめくる程度です。
目に付いた記事があれば読む程度です。
興味のあるとこしか読まないので、新聞代のもとをとることないです。
それでも、連載小説だけは読みます。
先日の10日まで連載されていたのが、「スキマワラシ」題名からしてどんな展開になるのかなぁ〜って、興味をそそる題名になっていたので最後まで読みました。
まっ、「座敷わらし」って言葉は知られているので、それと似たような存在の「スキマワラシ」が登場して、主人公のサンタ(散多って書きます)が物語を進行します。
サンタって名前をなぜ両親がつけたのか?そのあたりもポイントになります。

ただ、もしぼくが一冊、「スキマワラシ」って本を買って読み始めたら、きっと途中で読むのをやめているでしょう!
それが、新聞に毎日連載されていたので最後まで読んでしまいました。
読む量が少ないので、多少つまらなくてもスーって読みました。

そんなわけで、お勧め度はちょっと低いです。
あくまでも、のんびーの物差しでの感想ですので、
「え〜、あれとってもおもしろかったよ〜」って人もきっといます。

南日本新聞よりもっと前に他の新聞に連載されているんですね!

ひとり旅立つ少年よ

雨

午後は天気予報通り雨になりました

ひとり旅立つ少年よ

ひとり旅立つ少年よ
ボストン・テラン  原題は A Child Went Forth’ です。

詐欺師だった父親と詐欺を働いていた少年チャーリーが、償いのためひとり、旅をする物語です。
時代は奴隷制度を巡って世論が割れていたアメリカ、南北戦争が始まる直前、12歳のチャーリーがニューヨークからミズーリまでいろんな苦難を乗り越えて、そして多くのひとに助けられて旅します。

奴隷制度ってとてもいやな時代があったんですね!
あらためて人間の愚かさを感じる作品でもあります。

ボストン・テランは好きな作家です。
一番好きな作品は、もちろん「その犬の歩むところ」です。
多くの人が読んでみたらって言っています。

さて、「ひとり旅立つ少年よ」です。
物語にどんどん引き込まれて、寝る間を惜しんで読むって本ではありませんでした。
でもボストン・テランいろんなとこに”ぐっ”ってなるとこあります。
尊厳って言葉が使われているとこでは、しばし読むのをやめてジーン・ハックマンの映画、ミシシッピー・バーニングを思い出しました。
南北戦争の頃の映画ではありませんが、奴隷制度をまだ引きずっているミシシッピー州の話です。
確かぼくのブログにも書いたと思います。

たくさんこころに残った文章があったのですが、終わりの方に出てきた、
「ふたりのあいだに流れるこの静かで透明な時間をふたりだけのものにしたくて・・・」
この透明な時間って表現いいですね!

まぁ〜、ぜひ読んでくださいとは言いませんが、長旅の友にこの一冊をぐらいな感じで読んでみてください。

追記
ニューヨークからミズーリまでをグーグルさんで調べたら2643kmでした。

トイレの時間を有意義に使う

くもり

わりと過ごしやすいでした。

今の時代とマッチしないジョークもありますが、退屈はしないです。

ぼくはそんなにトイレの時間は長くありません。
でも短い時間でもぼぉ~っとしているのも嫌いなので、トイレには本を置いています。
トイレ用の本です。

最近まであったのが「世界の日本人ジョーク集」
こういう本はトイレに最適です。続きを気にする必要ないし、同じとこ読んでも、「あっ、ここ読んだ!オチ知っている!」ってなるだけです。
そして、また読んでおもしろいってなれば、そのジョークはレベルが高いってこと。

この「世界の日本ジョーク集」もう何年も前に買った本ですが、トイレで読む本がなくて本棚からこれならぴったしだろうって選びました。
トイレですっきりして、本を読んでハハァって笑顔になれます。

本からひとつ、
魚の効能
アメリカ人が日本人の魚屋の主人に聞いた。
「日本人は頭がいいと言うが、いったいどうしてなのだろう?何か秘密でもあるのかい?」
「簡単ですよ。魚を毎日食べるんです。」
「なるほど。では、明日から毎日買いにくるかならな」
10日後、先日のアメリカ人が機嫌悪そうにやって来た。
「おまえに言われて毎日魚を食べているが、一向に頭が良くなった気がしない。ひょっとして俺をだましたんじゃないのか?」
魚屋はニッコリ笑って言った。
「ほらみなさい、10日前よりモノがわかるようになったじゃないですか」

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。

ジェリーフィッシュは凍らない

くもり

午後には小雨になりました。

ジェリーフィッシュは凍らない

クラゲって知っていますよ。
見たこともあるし、さわったこともあります。
漢字で書くと海月、英語だとジェリーフィッシュ。

で、本題です。
「ジェリーフィッシュは凍らない」
なんか読む本ないかなと、家の中でキョロキョロしたら目についたので読んでみました。

最初から取っ付きにくい内容です。
まず、気嚢式って文字が出てきて気嚢って何?本の中で説明はありません。
知らないぼくがバカなんですね!
ふん!馬鹿で結構って思いながら読みはじめたんですが、
気嚢を知らないと内容が把握できない状態になってきたので結局調べました。
「そうかぁ、小学生の時習ったかな、鳥の中にある空気袋かぁ」って思いました。
そして、飛行船や気球の、浮揚のためのガスを入れる袋ともあります。
こちらが合致します。

読み始めて、宇宙人が出てくるのかと期待したけど、ほんとに残念ながら出てきません。でも現実にある話ではないので、SF?なんでしょう!
高村薫さんも勧めている本なんで、そこそこおもしろいんじゃないかと期待しましたが、ぼくにはおもしろくなかったです。

で、うまくまとめることもできません。ただ読んだってだけの話でした。

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。
こんな本もありますよね!だからたくさん本を読む人のお勧め本を読みます。
若い頃はハードボイルドの内藤陳先生でした。

音もなく少女は

くもり

時々の雨

音もなく少女は

音もなく少女は 原題 Woman
ボストン・テラン

主人公のイヴは生まれながらにして耳が聞こえません。
そのイヴに手話を教えたのが、もう一人の主人公フランです。
イヴには写真を撮る才能があります。
時代背景は1960年代のアメリカです。ベトナム戦争、ケネディ暗殺。腐敗したアメリカ、そこにある麻薬。

物語は悲痛です。
フランは神を信じていません。
フランの過去を知ると、神さまを信じていないフランの気持ちが痛いほどわかります。
そうだよな!こんな経験したら神の存在なんて信じられないよなって思います。

物語の終わりにイヴがフランと出会った日のことを話します。

あなたが神を信じてないのはしっている。
耳の聞こえない幼子が祭壇まで歩いていった、あの特別なクリスマスの日曜日のミサ、あなたは何に連れられてあのミサに行ったんだろう、なんて考えることはない?
「あの特別な日は神さまが見ていたのよ。」

なぜ、イヴは「神さまが見ていたのよ!」と言ったのか?
それを知るためにもこの本を読んでみてください。
じわぁ~ってきます。
ボストン・テランのこころの描写力を感じながら読んでください。

お勧めです。

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。
そう?そんなにお勧め!ならば読んでみるかって気持ちになってくれたらうれしいんだけどなぁ!

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