同志少女よ敵を撃て
狙撃手セラフィマ、赤軍女性兵士スナイパーの物語です。
詳しい描写に唸らされます。遥か遠くにいる敵の捉え方、照準の合わせ方、その物理的理屈など引き込まれます。
まだ少女であるスナイパー セラフィマの心情、ただストーリーを会話で語るようなヤワな物語ではありません。伏線もしっかりしてます。
成長する姿を戦いを通して学ぶ姿が鋭い描写で描かれています。
筆力が読者を文章に食いつかせます。
ぼくがうんと若い時代、読むのならハードボイルドだよね!って言い始めた若い頃、「読まずは二度死ね」で紹介されていた本を特に読んでいました。その亡くなっている著者、内藤陳さんが「同志少女よ敵を撃て」を読んだら、なんて紹介しただろう!
なんと言って絶賛しただろう!こんなありえない妄想を抱かせるとても読み応えのある本です。
本屋大賞をとったのが2022年です。この頃ぼくは本から遠ざかっていました。
なので、読んでいませんでした。馬鹿でした。ほんと馬鹿でした。
でも、遅まきながら読みました。
お勧めです。もちろん好みが分かれる本ではありますが、本屋大賞をとるってことは唸らせる本であることは間違いありません。
口説くなりました。うまく説明出来ないじれったさをじぶんに感じて悔しいのです。
ともあれ、覚悟して唸りながら読んでくださいな!

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