踊りつかれて


踊りつかれて 塩田武士

社会派小説です。

一気に読みました。今の世の中に蔓延るネットによる誹謗中傷、虚偽報道で芸能界からいなくなった、二人の敵討ち、

「よく聞け、匿名性で武装した卑怯者ども。」

この卑怯者たちの情報がネット上に公開されます。

この情報を公開した音楽プロデューサー、その音楽プロデューサーから指名された弁護士、たくさんの伏線が詳細に描かれる文章によって結びついてゆきます。

読み応えがあります。ネットに書き込まれる誹謗中傷、無責任な適当な書き込みに、意見言うなら名を名乗れって一度でも思ったことのある人はぜひ読んでみてください。

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ぼくの正直な感想です。

確かに読み応えがあります。どんなふうに終わるのか、最後まで一気に読ませてくれます。

淀みない文章は詳細に登場人物の心情を描いています。ただ、ぼくにはこないんです。ぐっとくるものが、のめり込む気持ちにならないんです。

直木賞候補なる作品です。もちろん読んで損はないです。最後に良かったって気持ちにはさせてくれます。

ただ、ぼくの琴線に触れなかったです。