タローの散歩道で、

タローの散歩道で、

忙しくなるまえにと予約しておいた病院に行ってきました。
採血は毎度のこと、
看護婦さんに ” 今日の採血は多いですね ” って言われて、
” そんなに血液あるかな? ” って答えたら、
”フッ”って軽く笑われ、

採血も終わり間近のころ、遠くから先生の声が聞こえてきて、
”検査の結果、頭のほうはねぇ・・・・”と、

ぼくのいつもの悪い病気がでてきて、
看護婦さんに、今先生の声が聞こえたんだけど、
頭のほうは、って言っていたんだけど、
もしあそこで、
” 頭のほうは、空っぽです。って言われたらどうしょう?!”

看護婦さんが吹き出し、横の看護婦さんは口を押さえて笑いをこらえていて、
あ~笑いのツボにはまったみたいで、よかったよかったと思い、

”さぁ~、ちょっと笑ったことだし、緊張感をもって今日の仕事に励みましょう。”
って言って採血室をあとにしました。

こんなふうにぼくの病院での検査の一日が過ぎてゆきます。