偽りの楽園
トム・ロブ・スミス
物語は突然かかってきた国際電話から始まります。
上巻はほとんどが母親の告白です。
読者(つまりぼくですが)は母親の長い告白を聞く(読む)ことで何があったのか知らされます。
告白は長いですが、筆力があります。
読者は物語の舞台、スウェーデンで母親が体験したことを主人公(息子)と同じように想像しながら聞く感じを味わえます。
これはなかなかよいです。筆力があるので飽きることなく読めます。
ハードボイルドでは主人公が動き回り、うならされる会話があり、
危機をはらはらしながら読みますが、
偽りの楽園は、母親の語り、文章力で読者を引き入れる力があります。
上巻下巻一気に読ませる作品です。
評価は☆☆☆です。
秋の夜長、何を読むか迷っているひとは読んでみてください。
今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。
著者のチャイルド44はこのミステリーがおもしろいで海外部門一位をとりました。
チャイルド44もおもしろい本でした。こちらはハードボイルド系です。

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