ショウブ?がきれいに咲いていました。

ショウブ?がきれいに咲いていました。

以前、最近大笑いしたことないって書きましたが、
大笑いとはいかないけど、かなりおかしかった話です。

もと農協職員だったひとから聞いた話、
4月に入ると農協に新しい職員が入ってきます。
まず顔を覚えてもらうため、農家に行って挨拶する農家訪問があります。
年輩の男の主任と話してくれた女性職員と新職員、高校を卒業したばかりの女の子、おとなしい気の弱そうな女の子が3人で農家を訪問しました。
まずは地域の大規模農家の家、農家さんは有名な頑固でやかましいおっかないおじさん、そのことを高校出たての女の子に話します。
「ここのねぇ、おじさんは有名なおじさん、おっかないおじさんなんだよ、
こっちの対応によっては相手にしてもらえないからね。
とにかく気をつけてね!」って女性職員が説明します。
主任も「お世話になっている農家さんだから失礼のないようにね、とにかく怖いおじさんだから!」と更に女の子に説明します。

社会人になったばかりの女の子、もうすぐ怖い農家さんの家に行く、きっと女の子のまわりには怖いおじさんなんていなかったのでしょう。やさしいお父さんお母さんに育てられ大きくなった女の子だったんでしょう。田舎にはまだいるんですよ。純真無垢な、なんでも信じて疑わないような女の子が!
農家さんの家の前に車を止め、玄関に歩いてゆきます。
主任が言います。
「ここからはひとりで行きなさい。しっかり挨拶するんだよ。少したってから我々も行くから」と。
女の子は、きっと思ったんでしょう。
「いなけりゃいいなぁ、絶対いないように、怖いおじさんがいないように!出てこないように!」

恐る恐るチャイムをならします。「ピンポン」

誰も出てきません。

「よかった、いない、よかった」と思ったのでしょう。

そしたら、奥の方から図太い声が、

「はい!」って

女の子の怖さは頂点、

「いたぁー」って叫びながら、主任と女性職員を追い越して車まで走っていったそうです。

この話を聞いたとき、おかしかったなぁ~!