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Category: 病院 (page 3 of 4)

看護師編

晴れ

今日までは晴れそう

ぼくは病院でも早起きだった。

4時には目が覚めて5時までラジオを聞いた。
5時になると外は明るくなってくるので、もう起きてもいいだろう!って食堂へ向かった。

皆が食堂ってよぶから、食堂って書くけど、実際は椅子とテーブルがある休憩室のようなコロナ禍でなければ見舞客と患者が話す場だと思う。

もちろん、何かを注文して食べるとこではない。

そこには、お湯とお茶が出るサーバーがあり、そこでインスタントのコーヒーを飲むのが入院生活後半のぼくの日課になっていた。

外はだいぶ明るくなり、電気をつけるまではなく、備え付けのテレビを見ながらぼくはコーヒーを飲んだ。

そんな朝も看護師さんは働いていて、コーヒーを飲んでいるぼくに「電気つけましょうか?」って声をかけてくれるが、ぼくは、「いや!このままでいいです。まだ完全に朝になってないこの感じが好きなんです!」なんて似合わないことを言った。

若いほどではなくなったけど、ぼくは甘いものが好きである。
コーヒーを飲む時は甘いものがほしくなる。

なので、家内にチョコレートをもってきてもらい、目立たないように(わからないように)食堂で時々食べた。

その日も夜勤の看護師さんと、5時過ぎにおはようございますって挨拶を交わし、

こっそりとチョコを食べようとしていたら、

もうすっかり名前を覚えてしまった看護師さん!

ぼくの名前を呼んで、

「チョコを食べる前に、採血しましょうか!」って優しく言った。

食事制限があるわけではなかったので、チョコを食べても問題なかったけど、
チョコが見えないようにしていたので、ばつの悪さは少しあった。

優しい看護師さんは患者の行動をよくみているなぁ〜って思ってしまった。

悲しくも愛おしい患者達 看護師編

晴れ

暑い日が続いています。


もしあなたが、ひとの優しさに触れたいと思ったなら入院しなさい!

ドクターは普通で、もしくは事務的かもしれないが、
でもそれは役割、ドクターが傷を繕い、あなたの治癒力を引き出してくれるのが看護師、
看護師の武器は優しさだ。

あなたが寝ているベットに一日最低三回はきて、あなたに優しく声をかけてくれるひとがいる。
それが看護師だ!

ぼくが男だからかもしれないが、どちらかというと女性の看護師が良い。

ぼくはできるだけ、客観的に人をみるように心がけている。
それが時には、斜め45度からって表現で文字にすることがある。
まっ、ひねくれた人間なのだ。

そんなぼくにも、ほんとにやさしく接してくれる。
言葉遣いからしてやさしい。
今はコロナ禍だからマスクで目しか見えないが、
その目が優しい、
入院患者には、あまり褒められたもんじゃない患者もいる。
まったくもぉ〜、って思ってしまうが、
そんな患者にも、優しく接してくれる。

仕事だからで片付けられないものがある気がする。

病院で入院生活を送ると、表現は間違っていると言われるだろうが、
とても居心地がいいのである。

忙しく仕事に追われることはない。
そして、毎食、ご飯が出る、そりぁ〜、もっと塩っけが欲しいとか、
たまにはラーメンが食べたいとかあるだろうが、
そんなの、小さいこと、
ごはんが食べられるだけで、ありがたいと感謝しなければならない。

そして、繰り返すが、看護師が優しく接してくれる。
ひとが自分に優しく接してくれるなんて、
なんてすばらしいことなんだ。

短い間かもしれないが、ひとの優しさに甘えるがいい!
そして、退院したら今度はあなたがひとに優しく接すればいい!

悲しくも愛おしい入院患者達

晴れ

夏空です。


平瀬さんは小さいおじいちゃんって感じのひとだった。
杖をついて歩き、少し耳が遠かった。

川西さん、山本さん、ぼく、そして平瀬さんが四人部屋のメンバー。

山本さんはいろんなことやってきたけど、今は職がない人、
川西さんは悠々自適の年金生活者、
ぼくはと言うと、今年は農閑期だからと言っている農家、

山本さんのこれからを、川西さんとぼくが、あ〜でもない、こ〜でもない、
カフェを始めたらどうか、コロナ禍の中なんだから看護師をもう一度やったらどうかなど、
妄想を広げながら楽しく会話した。
そこへ、平瀬さんが時々入ってくる。

耳が遠い平瀬さんは、僕たちの会話を聞いていたわけではなく、
突然、突拍子もないことを言い出した。
自分が住んでいるとこは、士族が居ていぱっていたとか、
お茶の栽培でたくさんの農薬が使われたとか、
こちらの話が突然、切られるシーンが何度かあった。

でも、大丈夫!、
ぼくらはたくさんの暇な時間をもっていた。
平瀬さんが突然言い出した話を、掘り下げながら、
そこで、平瀬さんどうしたの?って、
平瀬さんの若い頃の話しを聞いた。

平瀬さんは、中学を出てから東京で働き、18歳の時、
右腕を怪我し、その後は鹿児島に帰ってきて、生まれ育ったとこで、
働いたって言っていた。

嫌な思いもしたそうで、
おまえは、リチャード・キンブルだと言われたと突然話し出した時は、
一瞬なんのことかわからなかったが、
ぼくの古い記憶が、逃亡者だと言い、
川西さんに、昔の海外ドラマ、逃亡者って言ったら、
川西さん、ぼくの顔をみて、苦しそうな顔をした。
リチャード・キンブルから連想するのは片腕の男、

東京で怪我をしたという平瀬さんの右腕は肘から先がなかった。

世の中には、心ない人がいる!

平瀬さんは、ベットから起き上がる時はいつも、
「よっこらしょ、よっこらしょ!」って言いながら左手を使いながら起きていた。

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