幼いころの母の思いでは、ぼくがバナナを食べる時、皮をむいた中身の外側をぼくが食べ、芯の部分を母が食べたことです。
父親がおみやげに買ってきたバナナ、そのころはめずらしい果物でした。
でもぼくはなぜが、芯の部分、種になる部分を食べることができませんでした。
でも外側の部分はとてもおいしく、皮をむいて外側だけをかじり残りを母に渡していました。
今思えば贅沢な食べ方です。
ぼくの残りを食べるのは母親ぐらいしかいません。
当時、ぼくの家は田舎で小さな雑貨店を営んでいて、塩とたばこ以外はなんでも売っていました。
ガソリンも売っていました。
果物も売っていて、(バナナは売っていませんでしたけど・・・)
富有柿が店先に並んだ時、食べたく食べたくてしかたなくお客さんがきている時、母のそばにいて、
”かあちゃん、柿食べてよか?、お店の柿食べてよか?”と
しつこく、しつこつ言いました。
お客の手前もあり、母はしぶしぶ、
”あっちで食べんね!”と言ったの覚えています。
幼いころの母の思い出です。
今日は母の日、お店にはたくさんの人が母の日のプレゼントを買い求めていました。
2014年5月13日 20時08分 — 8:08 PM
母の日に娘の家に行ってたのに私も彼女も気付かず・・・娘の息子も昼すぎパジャマでだらだら遊び、母の日、という言葉が聞こえませんでした。
そして帰って思い出したのに、私にも母がいるのをすっかり忘れていました~
血は争えません・・・
2014年5月13日 20時28分 — 8:28 PM
いまでこそ、母の日、母の日と騒ぎますが、
以前は静かでした。
マイペースで世間に惑わされない、よいと思います。