年月日

年月日

日照りが続き、村人は去り、老人と盲犬が残ります。
老人は72歳の先じい、犬は生け贄にされ太陽に目を焼かれ盲目になったメナシ、
老人と犬は、一本残ったトウモロコシを守るため、必死に生きます。
太陽は毎日容赦なく照りつけ、わずかな食料をねずみと取り合います。
あたらに見つけた水源でオオカミと対峙します。

老人はメナシに感謝して、やさしく語りかけます。

極めつけは、
先じいがメナシに言います。

「わしの来世がもし獣なら、わしはおまえに生まれ変わる。
おまえの来世がもし人間なら、わしの子どもに生まれ変わるんだ。」

さて、本の評価ですが、☆☆☆☆ 星4っです。
なにはともあれ、読んでみてとは言いません。
もし図書館でそこにあったなら、古本屋に出ていたら、その時は迷わず借りるなり、買うなりしてください。
後悔はさせません。

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。

もしこの本を読む機会があったなら、あなたに飼い犬がいるなら、やさしくなでてやり、そっと愛しく抱きしめてやってください。