ぼくは ハルキスト ではないので全部の村上作品は読んでいません。
ぼくは農家でパソコンが好きで(少しですが)蜂飼いで田舎のおじさんです。

図書館で借りました。

図書館で借りました。

もし一日が30時間ぐらいあったら、もっとたくさんの本を読んで多くの知識を手に入れて、
その中にすべての村上作品が入っていて、ぼくはハルキストでもあるんだよと言っていたかもしれませんが、
残念ですが(とっても)1日は24時間しかありません。
そんなハルキストではないぼくが ” 女のいない男たち ”を読みました。短編集です。

その短編の中に、北海道の実際の地名が出てくる作品が含まれていて、その土地の人たちがそんなことはありえない、我々のところはそんなところではない!ってクレームがあり、地名を変えざるを得なかったってことがありました。
ニュースにもなりましたが、そのことについてまえがきに書かれています。

先日、動物園で生まれた猿の赤ちゃんにシャーロットって名前をつけたらイギリス王室に失礼じゃないかってクレームが多数きているとニュースで言っていましたが、当のイギリス王室はそんなことには我関せずです。
ぼくはちょっとクレームをつけた人に聞いてみたい気がします。
外国の動物園で生まれた赤ちゃんに日本の皇族の名前をつけられたらクレームをつけるんだろうかって?
どうも世の中には(日本人の中には)、普段はそんなこと考えもしないのに、今イギリス王室に子供が産まれたって話題になっているからそれに乗じて綺麗事を言う人がいるような気がします。
まっそんな人はすぐに熱がさめると思いますけどね!

さて、本です。村上ワールドに入っていくと、心の深いところに語りかけられているようで、まだ子供だったころ本に夢中になってその世界に入れた頃に似た感覚をぼくは味わいます。
で、どうだったかって?
会話と気持ちの表現で物語が進んでゆく、さすがノーベル賞候補に上がる人、
村上ワールドを堪能してください。
☆☆☆☆☆

今日も桜島の灰がきました。

今日も桜島の灰がきました。