悲しみのイレーヌ、題からしてなかなか手にとることができませんでした。でもこの秋に読みます。

悲しみのイレーヌ、題からしてなかなか手にとることができませんでした。でもこの秋に読みます。

シリーズもののよさは、登場人物をすでに知っていること、
今読み始めた、「悲しみのイレーヌ」に登場する主人公のカミーユは身長145cmのパリ警視庁の警部、背は低いけど、もちろん優秀、背が低いことが時にはよかったりもするけどたいがい悪い、
初めてカミーユを見た相手の戸惑いが、とってもうまく書かれています。

部下がまたいいんです。
ルイは富豪の息子、着るものはブランド品、頭もよし、
ぼくはルイが出てくると、「こち亀」の中川を思い出します。
金持ちで、イケメン、
そしてもう一人の部下がケチなアルマン、

取り調べ中のカミーユが、容疑者を落とすために、ケチなアルマンに、
「10分経ったら、容疑者の知り合いがひどいありさまで見つかったって報告しに来てくれ」って頼みます。
「みつかったって、どこで?」ってアルマンが聞きます。
「さあな、適当に考えろ」ってカミーユ。

取調室に、アルマンが来て報告します。
「知り合いが見つかったぞ!ひどいありさまで、」
「どこでみつかった?」ってカミーユ。
「家で」

カミーユは思わず顔をしかめて、アルマンのやつ、
「何も想像力までケチらなくてもいいだろうに」って思います。

皆さんにうまく伝わないかもしれないけど、
” 想像力までケチる ” 、これいいなぁ~。

さぁ、まだ読み始めたばかり、楽しみですよ~。

今日も、 ” 毎日のんびーブログ ” に来てくれてありがとうございます。
ケチなアルマンですが、「その女アレックス」の中でとっても良いことします。
信じられないような良いことです。読んでない人は「その女アレックス」も読みましょう!